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2013年5月17日 (金)

新大久保「コリアンタウン」の3っの原点

 20年以上、「新大久保コリアンタウン」(百人町1丁目、大久保1丁目)を関係者取材、新宿区保健所(主にラブホテル)、そして法務局新宿出張所の土地、建物、会社登記(これだけは手間隙と馬鹿高い手数料がかかる)を洗ってきた中で、3っの原点が見えてきた。

 何故、新大久保に年間約300万人も集まる「コリアンタウン」が生まれたか?

 一つは、敗戦後、在日韓国人辛(日本名重光武雄)さんが百人町に創立した「ロッテ」が大成功し、在日の社員がまわりに住み着いた事実。

 二つ目は、済州島(韓国の離島)出身の人たちが、朝鮮戦争前後に職安通り、西大久保公園周辺に、俄かごしらえの「パンパン宿」を米兵相手に作ったこと。彼らがコリアンタウンの地主、家主である。

 最後の三つ目が、前に紹介した「新宿区立百人町作業宿泊所」である。ここから巣立った人たちが「コリアンタウン」を下支えしている。

 昭和25年に朝鮮人浮浪者(新宿区公文書に明記してある)たちが保健所裏道道路敷に勝手にバラックを建て居住。昭和28年には30戸程度だったが、昭和29年には都水道局用地に侵害し、53棟まで増える。あくまで不法占拠なので、国鉄・都の立ち退き要求が続いたが、応ぜず。

 とうとう、昭和39年、新宿簡易裁判所において、収去命令が決定した。(事件数35件、36所帯)。和解に応じたこれらの所帯の応急的施設として、作業所は昭和40年から発足している。応急的に作ったものが50年近く、そのままであることが異様である。

 中には死亡したり、余りの粗末さに遺族が住むことを放棄したりして、閉鎖されているところもある。でも、基本的には50年前、そのままである。百人町1丁目の総武線沿線際に建てられた何棟ものアパートの傍に行くと、どうしてこんな大きな敷地を18所帯(居住室)だけに使わせているのか、素朴な疑問が湧く。

 もちろん、ここからこの50年間、巣立った人も多いだろう。彼らが「新大久保コリアンタウン」を支えている。でも、84年に東京都水道局より、約530㎡を新宿区は2億6千万円で買収している。これほどの広さと買収金額をたかだか18所帯(居住室)の在日朝鮮人のためだけに使うのはおかしい。

 耐久性、特に地震に問題がある古い作業宿泊所をいったん壊し、高層化し、住む所に困っている新宿区民も入れ、「混住」させるのが新宿区役所の取るべき道ではないだろうか?

 最後に作業宿泊所にある飲み屋は「違法改装」であることを、新宿区役所で確認した。明らかに度を越えている。何をやっても許される、と言う「甘え」でしかない。「浮浪者」「ホームレス」(新宿区職員の言葉)だった原点に戻ろう。もう少し、拉致問題以降の日本社会の厳しい目を、在日朝鮮人は意識した方が良い。

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